タングルウッド音楽祭への小旅行②【後編:ボストン交響楽団による野外コンサート】

生活

こんにちは、ボストンで不動産エージェントをしているボスサラ妻です。

今回はいざ!タングルウッド音楽祭(Tanglewood Music Festival:公式サイトはこちら)の感想記事です。

タングルウッド音楽祭へ行く道中に立ち寄った美術館に関してはこちらの記事(タングルウッド音楽祭への小旅行①【前編:Eric Carle Museum & Norman Rockwell Museum】)に書きました。

タングルウッド音楽祭は、マサチューセッツ州のレノックスという街で毎年夏の時期に開催される音楽祭になります。タングルウッド音楽祭に関してはグーグル先生に聞くか、生成AIのChatGPTなどに聞きましょう(笑)。

私のブログでは実際に行ってみた感想や、現場の雰囲気をお伝えできればと思います!

タングルウッド音楽祭までの道のり

ボストンからタングルウッド音楽祭までは車をノンストップでドライブして約2時間30分程度かかります。以前の記事に書いたように、私たちは途中にあるEric Carle Museumによっていったので時間がかかりました。)

タングルウッド音楽祭は野外コンサートなので天気が良い日には芝生席でビールやワインを飲みながら、子供をその辺で遊ばせつつ、リラックスして音楽を楽しむことができるのが最大の魅力です。

しかし…! 残念ながら私たちが言った週末は警報が出るほどの大雨。。。高速道路もハザードをつけつつゆっくり走行、途中で何度も路肩に車を止めなければ危険というほどでした。

チケットの購入

というわけで、最初から芝生席は諦めて、屋根付きのを確保していました。

チケットの購入は公式サイトから。

チケットは24ドルから。

芝生席を希望なら「Lawn」を選択しましょう。

屋根付きの席は41ドルー112ドルのレンジです。上記のサイトから座りたい席を選んで予約しましょう。

芝生席なら最後まで席が空いている場合が多いので、チケット予約してなくてもギリギリに購入すれば比較的安心のようです。(保証はできません)

開演までの散策

午後2時の開演でしたが、私たちは当日特にすることもなく、また初めてということで駐車場の込み具合が予想できず2時間前の午後12時に到着。

その時には雨はあがっていましたが、芝生席のコンディションが悪いこともあるのか、私たちと同じくらい早く来ている人はほとんどいませんでした。

晴れの日はとても混んでいるそうなので、早めにきて芝生席を確保するのが良いかもしれませんね。

そのため、Tanglewood内を散策してみました。

まずは敷地の中のギフトショップ。

いいな、と思ったのは、芝生用のクッションや傘などTanglewood以外でも使えそうな実用的なものでした。もちろん、ギフトショップの定番、Tanglewoodのロゴ入りマグカップやシャツ、フーディなども置いてありました。(写真がなくてごめんなさい。)

その後どこに向かうともなく、ぼーっと歩いていると、スタッフの方が私たちを見て「キッズ向けアクティビティをやっているからぜひあちらに行ってみて!」とのこと。

そちらに行く途中にはコンセッションスタンドがあり、アルコールを含む飲み物や食べ物を敷地内で買うこともできるようでした。

キッズ向けのアクティビティスペースはフェイクタトゥーや工作、Bean Bag Toss(お手玉くらいのバッグを離れた距離から木の板に空いた穴に投げ入れるゲーム)のできる場所があり、子供はとっても楽しむことができました。

最後に「Tanglewood」と書いた子供向けのタトゥーを貼ってもらって大喜びでした。

いざ開演!

そうこうするうちに、開演時間が迫ってきたので屋根の下の指定席へ。

午後12時の時点では誰もいなかったステージでしたが、午後1時50分にはずらっとオーケストラとコーラスが並んでいます。

私たちが行った日の公演は「Beethoven and Orff’s Carmina burana」というカンタータの作品で(と書きつつカンタータというものをこれで初めて知りました!)、器楽伴奏と歌により物語が展開されるというものでした。

この作品の最初と最後の部分「O Fortuna」はテレビや映画、ドラマなど様々な場面で使われているので聞いたことがある人は多いと思います。

クラシック音楽にまったく知識のない私たちでもこの曲は「あー聞いたことがある」という感じでした。

生の演奏というものを久しく目の当たりにしていなかったので、終始鳥肌が立ちました!

(ちなみに、先日アメリカ人の友人から教えてもらいましたが、「鳥肌」は英語で”goosebumps”というそうで、「へー」となりました。)

ラテン語での歌詞は前方の電子スクリーンに英訳されていて、「あー今そういうことについて歌っているのね」とわかるようになっていました。

ただ、やはり子供にとってはなかなか集中するのが難しく、塗り絵やお絵描きでしのいだものの、やむを得ず途中退席しようかと悩むことも複数回あったので、芝生席のほうが確実に気楽に参加できると感じました。

席は密接しているので、お子さんのいる場合に席を取るときには端の席か、前の席との間に通路スペースのある席を取っておくと途中退席しやすいです。

今回は雨でたまたま指定席になってしまったので子供がいてある意味ハラハラしながらの鑑賞になりましたが、とはいえ生の演奏を聴くとても良い機会になりました。

今回楽しむことができなかった分来年以降はぜひ芝生席でピクニックをしながら(かつ好きなものを飲み食べしながら)の鑑賞を楽しみたいと強く思いました。

帰りはみんな一斉に帰るので当然大渋滞が発生します。

高速道路に乗るまでには本来5分もかからないところが、1時間近くかかっていました…!

これはもうどうしようもないので、コンサートの余韻に浸りゆっくり待って帰りましょう。

最後に

いかがでしたか?

クラシック音楽に疎い私たちでも雰囲気を楽しみ、生演奏に感動することができました。

ぜひ機会があれば行くことをお勧めします!

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