みなさま、あけましておめでとうございます。
ボストンで不動産エージェントをしているボスサラ妻です。
今年もどうぞ本ブログをよろしくお願いします。
アメリカは日本と違い、正月休みはあまり長くはありません。
土日と重ならない限り、１月１日のみ休み、２日から通常業務という会社も多いです。
今年は１月３日から仕事始めという方が多かったはずです。（ただし、コロナウイルスの感染拡大でお休みになった方もいるとは思います。）
さて、実は今週はデイケアやプリスクールの来年度の募集案内が連絡され始めていました。
（以前の記事『ボストンのデイケアの一日』に記載しているのですが、私たちは子供のデイケアを去年変更したため、複数のスクールにコンタクトをとっていました。そのためか、コンタクトをとっていたスクールからは来年度についても自動で募集案内が送られるようになっていたようです。）
ちょうど、最近デイケアやプリスクールに関する質問も多く受けるため、今回はいくつかQ＆A形式でボストンのデイケアやプリスクールについて説明したいと思います。
Q. デイケアやプリスクールに申し込むためには現地に住んでいなくてはいけない？
A. 一般的な私立のデイケアやプリスクールであれば、住所がどこにあるかは申し込みには関係なく、現地に居住していなくても申し込める可能性があります。
公立の場合には、その地方自治体に居住していることが申込み条件となっていることもありますが、私立では居住地を申込み条件としているスクールはほぼありません。
ただし、申し込みの際に米国電話番号や米国住所の記入を要求される場合がほとんどとなるため、申し込み時点で米国番号や米国住所がない場合には事情を説明する必要はあると考えます。
Q. デイケアやプリスクールで席を確保するためにはどうしたらいいか？
A. 一般的な私立のデイケアやプリスクールでは書類の提出とともに申し込み料や授業料（あるいは保育料）一か月分を前払いすることで先着順で席を確保するというポリシーを設置している場合が多くあります。
申し込み料は申し込み時に１回支払う、概ね数十ドルから数百ドル程度のものです。授業料（あるいは保育料）は多くの場合、初月分の費用に割り当てられたり、最終月の費用に割り当てられます。どちらも返金不可となっている可能性が高いです。
また、先着順というのはとても重要なポイントです。前述しましたが、年が明けた第一週に来年度、つまりその年の８月後半あるいは９月からのプログラムの募集を行っているということになります。そして、募集時には「定員になり次第募集を締め切ります」と記載がされています。
以前からお伝えしている通り、マサチューセッツ州のボストン近郊のデイケアやプリスクールは競争倍率がとても激しくなりがちです。募集を開始して数日で定員に達するということも人気のスクールではよくあることです。
将来の赴任や留学がまだ確定していないという方の場合には、現実的にスクールへ申し込むというのは難しい可能性が高いですが、確定してすぐに申し込みを進められるようスクールの候補を立てたり、必要書類や情報を集めておくと良いと思います。
なお、補足情報ですが、先着順ではなく、募集期間に申し込みを行い抽選式で席を確保するという方法をとるスクールもあります。
Q. デイケアやプリスクールの評判を確認する方法は？
A. 赴任先や留学先の同僚などに自分と同じ年次のお子さんがいれば評判を確認されるのはとてもよくあることですが、必ずしもみんながそういった状況にあるわけではないと思います。そのような時には、Yelp！やGreat Schoolsなどの口コミサイトに記載があれば、参考になることもあります。口コミサイトによっては投稿者の意見に対して、そのスクールの関係者が反応を示している場合もあるので、さらに参考になるかもしれません。
個人的にはそのスクールに生徒や保護者としてかかわった人として口コミサイトに記載されている評判はもちろんですが、教員募集などの情報もインターネットで確認すると、より具体的にどんなスクールなのかわかりやすいと考えます。
特に州をまたいで運営されているような大手のデイケアやプリスクールであれば、glassdoorなどの元従業員による口コミサイトで先生やスクールの関係者が匿名で経験談などを書いていることもあるので参考にしてみてください。
最後に
いかがでしたか？
実は、私たちも今週大慌てで、来年９月からのプログラムの申し込み手続きを済ませたところです。
みなさまのデイケアやプリスクール探しが順調に進むことを祈っています！
