最近、投稿頻度の多くなってきた不動産エージェントのボスサラ妻です。
不動産エージェントという仕事柄、お客様からボストンのインターネットプロバイダ事情についてよく質問をされます。
- ボストン留学に来たけど、どんなインターネット会社があるの?
- ケーブルTVって必要なの?
- 日本のインターネットプロバイダと違う点は?
今回はこんな質問にお答えします。
インターネットプロバイダ会社
ボストン近郊都市では以下の会社がネットワークをカバーしていることが多いです。
- Xfinity(Comcastという会社名で呼ばれることもあります。)
- Verizon
- RCN
- Starry
- Single Digits
注意しないといけないのは、会社によってサービスがカバーされていないエリアがある点です。住んでいる地域によっては、XfinityはカバーしているけどRCNは使えない、なんて場合があります。
私の場合はお客様と不動産契約すると、「この住所ではこのプロバイダが利用可能です」と連絡をしています。
しかし、不動産エージェントによってはプロバイダ情報を伝えてもらえない場合もあります。
「自分の新居でどのネットワークが利用できるのか知りたい」という時には上記のプロバイダ会社のHPで住居の住所を検索すると、ネットワークがカバーされているかどうかの確認が可能です。カバーされていない場合には残念ながらその会社のサービスを利用することはできません。
ケーブル vs 動画配信サービス
Comcast、Verizon、RCNはケーブルサービスも提供しているので、インターネットとともにケーブルの申し込みも可能です。
ただし、私の個人的な意見ですがケーブル加入はあまりお勧めしていません。
ケーブル接続のためのデバイス代や特定のチャンネルを入れることによる税金等、ケーブルを入れるとひたすら追加料金が増えていきます。
ケーブルを入れたい理由はライブのニュース番組を見たいから、という方も多いのですが、ケーブルを入れなくてもインターネットだけでニュース番組は視聴可能です。
スマートTVにニュース配信アプリをいれれば、テレビ画面でインターネットだけでライブのニュース番組を視聴することはできるのです。
日本でも普及しているように、有料の動画配信サービスを利用すればより選択肢は広がります。Netflix、Hulu、Disney plus、Amazon Prime Video等挙げればきりがありません。ドラマや映画だけでなく、スポーツ観戦が含まれていることもあります。
個人的には、Disney plusとAmazon Prime Videoをよく利用しています。
Disney plusは子供から大人まで楽しめるプログラムが多く、子供にも安心して見せられます。Amazon Prime VideoはAmazon Prime Memberは追加料金なく視聴できるので助かります。
料金の値上げ
さて、日本のインターネットプロバイダと違う点として、契約更新時(あるいは予め提示された据え置き料金期間終了時)にサービス料が値上がりするという点が挙げられます。
自動引き落としにしている人も多いので、「あれ?今月いつもより高めに引き落とされてる!」と気が付く人も多いのではないでしょうか。
マサチューセッツ州では通常最初の12か月後には料金が値上がりするのが一般的なのです。(これは他州でも同様なのかもしれません。)
しかし、少しの工夫でこの値上がりがおさえられる可能性があります。それは、インターネットプロバイダに電話して交渉です。
残念ながら、各社ともHPなどから問い合わせフォームなどで交渉できる可能性はあまり高くないため、電話となってしまうのは手間ですが、月々の固定費をおさえられるチャンスです。頑張りましょう。
自分でインターネットプロバイダのカスタマーセンターに電話し、ほかのインターネットプロバイダへ切り替えることを提示したり、これまで利用してきた中で問題があったのであればそれを交渉材料にしましょう。
私たちもこれまでインターネットプロバイダとの交渉によって、値上がり幅を抑えたり、値上がり分プランの内容をアップグレードしてきました。
最後に
いかがでしたか?
インターネットは渡米してすぐに開設したいという方が多いと思いますが、日本と事情が違うので戸惑うという方も多いようです。
今回の記事がインターネットのプロバイダやプラン選びの参考になれば幸いです。