創薬スタートアップへの転職活動日記【2021年4月2日】

キャリア

こんにちは、元創薬スタートアップ研究者のボスサラ(無職)です。

前回の記事(創薬スタートアップへの転職活動日記【2021年3月26日】)から一週間がたちました。

あれから進展があったのでブログの記事にします。

ようやくオファーをもらう

さて、先週までは複数の会社とインタビューをして結果を待っていました。

今週、そのうちのF社からは次のステップに進みたいという旨のメールをもらいました(他は今のところ連絡ないので落ちた可能性あり)。私のプレゼンテーションは終わっているので次はF社でやっていることをConfidential Disclosure Agreements (CDA)にサインをして聞くということみたいです。

F社が私に興味を持ってくれているのはうれしいのですが、もう一つの会社(私の第一希望のE社)にも進展があったのです。

E社は以前の会社と関わりがあるベンチャーキャピタルA社の投資予定となっている会社でまた立ち上げ段階のスタートアップです。

問題はこのE社の立ち上げがいつになるのかが不明な点です。おそらくE社技術のライセンスに関する手続きであったり、様々なペーパーワークに時間がかかるのかと思いますが、無職の私にとっては「いつ働き出すことができるのか?」というタイミングが重要な点であります。(それまで無給ですからね…家のローンが返せません泣)

E社は面白そうだけど、いつスタートするかわからない…。ほぼ確実なF社のオファーを断ってでも待つべきか…?

しかし、実は会社の立ち上げ前にもすることはたくさんあります。会社で働く人をリクルートしたり、創薬ターゲットの選定、ラボでのオペレーション体制、ビジネスストラテジーなどなど考えればきりがありません。

そんな中、ベンチャーキャピタルA社のパートナーの人物とzoomで話をする機会をいただきました(E社はA社のポートフォリオになる予定なので、彼がE社に関して詳しく知っている)。彼は今までにA社のポートフォリオのスタートアップを何個も成功させているので、バイオテック業界にいれば知らない人はいない超有名人物。正直、今回の転職活動で一番緊張しました(汗)。

忙しいこともあり彼とは20分ほどの会話。E社の技術やメンバーに関する情報を教えてもらうと同時に、E社立ち上げ前にできること、それに対して彼が考えていることも聞くことができました。非常にフレンドリーな人で、私が心配していた会社の立ち上げタイミングに関しても理解を示してくれました。

詳細は書けませんが、結局E社の準備ができるまではコンサルタントとして働くという内容でオファーをいただきました。この仕事での役割は主にE社の立ち上げをサポートすることになりそうです。なのでこのコンサルタントの仕事は一時的なもので、E社の立ち上げ準備が終わってA社の出資が本格的にスタートすれば、E社に移って実際にラボでの仕事をするという可能性が高いと思います。

創薬スタートアップの立ち上げを初期メンバーとして一から貢献できるという、素晴らしい機会をいただけました。また、私だけでなく以前の会社のメンバーとも一緒に働くことができる可能性があるので個人的には非常にうれしいです。ベンチャーキャピタルA社の寛大な対応、素早い実行力に驚きました。

まだオファーにサインしてませんし、いつラボでの仕事をスタートできるかもわかっていませんが、次の職がなんとかなるかもしれないということで一安心しました。

最後に

今回いろいろな会社と話をして学ぶことが多かったですが、こんな転職パターンもあるんだなーと自分でも驚いています。

これは私の力ではなく、全て前の会社メンバーとのコネクションがあったからだと思います。以前のメンバーには本当に感謝です。

また正式にオファーをアクセプトして新しいことがあればアップデートします。

それでは良い週末を!

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