新型コロナウイルスのワクチンを接種してきた

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こんにちは、創薬研究コンサルタントのボスサラです。

もうみなさんワクチンは接種しましたか?

今週、私もついに新型コロナウイルスのワクチンを接種してきたので記事にします。

アメリカの新型コロナウイルスワクチン接種状況

まずはさくっとアメリカのワクチン接種状況を見てみましょう。アメリカCDCのウェブサイトでデータが公開されています。

本日(2021年4月23日)時点でアメリカの人口の41.3%が少なくとも一回ワクチンを接種、27.5%はワクチン接種が完了しています。(多くのワクチンはファイザーかモデルナのものなのでこれらは2回接種が義務付けられています。)着実に集団免疫の獲得に近づいていますね。

ちなみに日本の状況は160万人以上が少なくとも一回ワクチンを受けているとのこと。人口割合では大体1%ちょいくらいでしょうか。頑張れ日本!

それもそのはず、毎日、順調に人々がワクチン接種をしているのが以下のグラフでもわかります。同じくCDCのウェブサイトから誰でも見ることができます。

少し文字が小さいですが、横軸が接種の日程、縦軸が投与数になってます。定期的に下がってる日があるのは週末が影響しているようです。ここ最近アメリカでは毎日2、3百万程度のワクチンを投与しています。赤のラインが7日移動平均。すごいペースですね。

また、昨年末ごろからワクチン接種がスタートしましたが、それと相関して感染者数も徐々に減ってきています。アメリカでは今年一月に1日30万人以上の感染者が報告されていましたが、今では1日の感染者は約6万人程度まで減ってきています。きれいな相関関係ですねー。

このまま新型コロナウイルスの感染数がもっと減少して欲しいものです。

今はまだ16歳未満の子供にはワクチンの接種を行なっていないようです。私の子供も小さいのでまだ受けていません。しかし、現在ファイザーやモデルナが子供を対象に臨床試験を行なっている途中みたいなので、そのうち接種が可能になるかもしれません。(ソース:ファイザーモデルナ

ジョンソン&ジョンソンのワクチンも承認されましたが、最近、非常にまれな副作用として血栓が認められたため一時中止となっています。女性で多く副作用が認められたとのことですが、リスクグループ、メカニズムなどの詳細な情報が明らかとなり、副作用への対策が可能であれば再開されるかもしれませんね。

ワクチン接種の流れと感想

最初は医療従事者が優先されていましたが、4月19日以降は一般の人もワクチン接種の対象となっています。CVSなど街の薬局でもワクチンの接種が可能みたいですが、私は病院で予約をしました。

病院に到着するとたくさんの人が並んでいました。まずは受付でワクチンの説明聞き、身分証明証(ドライバーズライセンス)と保険証を見せて、名前、生年月日、住所などを確認です。

どの人種に属するか?とも聞かれたので、アジア人、と答えると、アジアのどこ?と聞かれたので、日本人と回答。データベースを作り副作用が出やすい人種などをさかのぼって調査できるようにしているようです。

ファイザーのワクチンかモデルナのワクチンかどちらを受けるのかなーと疑問でしたが、私が行った時にはみなさんファイザーのワクチンを接種しているようで、モデルナのワクチンは見当たりませんでした(輸送のタイミングが関係しているのでしょうか?)。少なくとも現時点ではどちらかを選択することはできないようです。

右腕か左腕のどちらに接種するかを聞かれたので、利き腕でない左腕を選択。接種後はアナフィラキシーショックがでないかを確認するため15分程度待ち、終われば勝手に帰って大丈夫とのこと。

また、v-safeなるアプリでワクチン接種後の体調をトラックできるようです。

ワクチン接種は全体を通してうまくオーガナイズされていると感じました。接種してくれたナースの方を含め、医療従事者の方々に感謝です。

翌日には接種した方の腕に多少の筋肉痛様の症状がありましたが、今のところ大きな副作用はなし。

最後に

さて、1回目のワクチンも受けて少しずつラボで働く準備もできてきました。

2回目の接種後に発熱が出る人が多いと聞いているので、どうなるか様子をみてみましょう。

それでは良い週末を!

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